【ソウル聯合ニュース】韓国の金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長は12日、核の脅威を高める北朝鮮に言及しながら「北の非核化を支持する国際社会と共に北が正しい選択をするよう導く一方、中国と緊密に協力していく」と表明した。核による威嚇をエスカレートさせる北朝鮮に大きな影響力を持つ中国との協力をさらに強化する意向を示すもの。大統領室が海外メディアとの懇談会での発言を伝えた 北朝鮮メディアは朝鮮労働党創建記念日の10日、金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が「戦術核運用部隊」の軍事訓練を指導したと報じ、先月25日から7回にわたって発射した弾道ミサイルに戦術核弾頭の搭載が可能であることを明らかにした。 金聖翰氏は北朝鮮の動向に関連し、「10日の発表以降、どんな挙動を見せるか予想できないため尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は徹底した備えを取る」と表明。北朝鮮が核の先制使用の可能性を公にするなど朝鮮半島を含む地域情勢を悪化させている現在の状況を非常に厳しく受け止めていると述べた。
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