李承ヨプ氏(資料写真)=(聯合ニュース)
李承ヨプ氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国プロ野球の斗山は14日、来季監督に李承ヨプ(イ・スンヨプ)氏(46)が就任すると発表した。3年契約で、新人監督としては最高額の総額18億ウォン(約1億8500万円)で契約した。 李氏は韓国で「国民打者」と呼ばれる球界の大スターだった。1995年にプロ入りし、2004年から日本プロ野球のロッテ、巨人、オリックスでプレー。12年に古巣のサムスンに復帰し、17年に引退した。韓国で467本の本塁打を記録し、日本での8年間の記録を合わせたプロ通算本塁打は626本を数える。韓国で通算本塁打1位、打点1位(1498打点)の記録を持っている。 李氏は「現役時代、野球ファンの皆さんから大きな愛をいただいた。指導者になってその愛を返そうと思い続けてきた」として、「韓国と日本で得た経験に韓国野球委員会(KBO)技術委員と解説者を通じて見て学んだことを加え、選手団を一つにまとめたい」とコメント。「華やかさよりはしっかりした基本に基づいてファンの皆さんに感動を与える野球をしていく」と覚悟を語った。 李氏は聯合ニュースの取材に対し、コーチの経験がないとの指摘については「コーチ経験がないことを弱点とみる視線は当然理解する」とし、「野球は『チームスポーツ』だ。現場責任者である監督になったが、多くの方々から学びたい」と謙遜した。
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