【ソウル聯合ニュース】大韓体育会(韓国オリンピック委員会)とソウル市が、世界のスポーツ関係者が集う国際会議、各国オリンピック委員会連合(ANOC)の第26回総会を18~21日にソウルの総合展示場COEXで共催する。2036年夏季五輪の招致に動き出したソウル市は、同総会で「国際スポーツ都市」としてのソウルのPRに努める計画だ。 ソウル市によると、呉世勲(
オ・セフン)市長は20日にANOC総会の夕食会を主催する。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長、潘基文(パン・ギムン)IOC倫理委員長(前国連事務総長)、ANOCのミッチェル会長代行らが出席する。 市は夕食会で24年末の着工を目指す蚕室スポーツ・MICE(国際会議や展示会)複合空間の造成事業を紹介し、スポーツと文化、芸術が結び付いた国際スポーツ都市としての姿を伝える計画にしている。 ANOC総会はスポーツの国際会議としては最大規模で、今総会には各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)代表団やANOC幹部らスポーツ界の要人約1300人が出席して次期五輪組織委員会の活動など国際スポーツの懸案を協議する。ソウル市は、同総会を五輪など大型スポーツ大会の招致に向けた地ならしの場とする考えだ。 市は朴元淳(パク・ウォンスン)前市長(20年7月まで在任)時代にソウルと北朝鮮・平壌共催の32年五輪を招致しようとしたが、かなわなかった。その後、36年五輪の単独での招致に方向を転じた。
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