パク・ジェボム(元2PM) の最新ニュースまとめ
「THE NEW ONE」をコンセプトにした今シーズンは優勝を目指し、歴代最多となる約3万人が応募。この間、新型コロナの影響により、予選はシーズン9からスタジオで行われていたが、3年ぶりに名物である体育館予選が復活。また、5年ぶりに米国予選も行われるなど、以前の様子が戻ってきた雰囲気だ。
その懐かしさをより表しているのが、4チーム8組のプロデューサーたち。lIlBOI & GroovyRoom、パク・ジェボム(Jay Park) & Slom、The Quiett & Leellamarz、JUSTHIS & R.Teeというラインナップだ。
なんと、R.Teeを除いた全員が「SHOW ME THE MONEY」に参加者、あるいはプロデューサーとして出演したことがある、ゆかりのある人たちばかりなのだ。lIlBOIはシーズン4と9に参加者(シーズン9では優勝)として、GroovyRoomはシーズン9にプロデューサーとして、パク・ジェボムはシーズン4と6にプロデューサーとして、Slomはシーズン10にプロデューサーとして、The Quiettはシーズン3と5と7にプロデューサーとして、Leellamarzはシーズン5に参加者として、JUSTHISはシーズン9にプロデューサーとして出演している。
しかも、JUSTHISとGroovyRoomはシーズン9で同じチームを組んでいたが、今シーズンではそれぞれパートナーを変えているのも面白く、これまでプロデューサーの出演は3回までとする“3回のルール”なる暗黙の法則がささやかれていたが、The Quiettがそれを破り、4回目の出演を果たしたのも目を引いている。
そんなプロデューサー軍団の中でも、特に常連感が強いのがパク・ジェボムだろう。プロデューサーとしてだけでなく、フィーチャリングゲストとしてステージにも立っているので、毎シーズン出ている感じだ。それなのに、プロデューサーとしての成果をみると、「高等ラッパー4」で最終4位、「SHOW ME THE MONEY」のシーズン4では本選第1次、シーズン6ではセミファイナルで脱落。いつも速攻で脱落しているため、他のプロデューサーたちから、「もっと長く見たい」とイジられていたが、今シーズンはどうだろうか。
初回放送では、3年ぶりに帰ってきた体育館での無伴奏ラップ予選の模様が公開され、今シーズンも因縁のあるプロデューサーと参加者の対立構図はもちろん、優勝候補者、注目のラッパーたちが次々と紹介された。
その中でも、一番注目を集めたのはイ・ヨンジ。「高等ラッパー3」で優勝した後、そのキャラクターの面白さでバラエティーでも大活躍。最近、ナ・ヨンソクPDの「ピョンピョン地球娯楽室」(tvN)にもレギュラー出演したばかりで、そのタレント性は誰もが知るところだ。
そんな勢いのあるイ・ヨンジが「わざわざ、なぜ?」だったが、本人いわく、ラップに対して熱くなれる人なのかをもう一度確認したかったし、挑戦することが好きな人であり、参加することで何か気づきがあるだろうから、その気づきを得たくて出ることに決めたのだという。スタッフとの事前インタビューで、「出なかったら、後悔すると思った。出たら失敗にしろ成功にしろ結果が出る。後悔するくらいなら、むしろ出て失敗し、痛い目に遭おうと思った」と語っていた。やはりイ・ヨンジは器が大きい。潔く、度胸があってカッコいい。
そして、体育館予選では、「高等ラッパー」でイ・ヨンジを優勝に導いた師匠The Quiett、イ・ヨンジが理想のタイプに挙げるパク・ジェボムのどちらが審査をするのかが注目ポイントになっていたが、審査をしたのはパク・ジェボム。イ・ヨンジの無伴奏ラップを聴いたパク・ジェボムは拍手をし、合格を告げた。
ちなみに、パク・ジェボムの審査でいうと、この予選に「MBLAQ」出身のチョンドゥンの姿も。今さらながらヒップホップにハマり、今回挑戦にやって来たそうだが、いわゆる“第2世代アイドル”出身の2人が審査する側とされる側として対面。パク・ジェボムはチョンドゥンを不合格判定したが、「ジェスチャーなどはとても良いけれど、アイドルを長くやってきたので、飾ろうとしている感じが見える。人為的なトーンがあるので、いろいろなラッパーたちと交わり、たくさん交流していったら、すぐに良くなると思う」と親身にアドバイスを送る姿が印象的だった。
始まれば何かと注目を浴び、話題性の高い「SHOW ME THE MONEY」。今シーズンは全10話で、12月23日まで放送される予定だ。
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