韓国経済団体ら、サムスン電子の李在鎔氏の会長昇格を歓迎

韓国経済団体が去る27日に行われたサムスン電子のイ・ジェヨン（李在鎔）氏の会長昇格を一斉に歓迎した。また、果敢な投資を通じてグローバル市場で競争力を維持し、米中の半導体覇権競争の中で新しい機会を探し、国家経済発展に寄与してほしいと要請した。

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　大韓商工会議所は27日、カン・ソック調査本部長名義の論評で、「李会長の昇格を祝う」とし、「（李会長が）これまでサムスングループの最高経営者として実質的な役割を果たしてきただけに、会長昇格は経営安全性を高める決定だ」と明らかにした。

　また「対外経営環境が悪化する状況で危機対応のための責任経営を強化し、韓国経済を率いる企業として未来戦略を樹立するのに果敢な意思決定とシナジー効果を期待する」と付け加えた。

　全国経済人連合会（全経連）もユ・ファンイク産業本部長名義で李会長の昇格を祝った。全経連は「最近、米中の半導体覇権競争深化、保護貿易主義拡散にともなう輸出環境悪化などで韓国経済が危機に直面している」とし「サムスン電子もTSMC、インテルなどグローバル半導体企業と無限競争中」と言及した。

　続けて「李会長就任を機にサムスン電子が新技術に対する果敢な投資などを土台にグローバル市場での競争力を維持し、私たちの前に置かれた危機を新しい機会に変えられることを期待する」と述べた。

　韓国経営者総協会のイ・サンチョル広報室長も27日「対内外の経済不確実性深化とますます激化する米国と中国の覇権競争などで難しい経済状況の中で韓国経済を牽引していくグローバル最大企業であるサムスン電子の活躍がいつにも増して切実な状況」とし「サムスン電子は李会長のリーダーシップを中心に、積極的な投資と持続的な革新を通じて世界1位の半導体強国として地位を強固に固め、未来産業の材料を発掘して経済危機克服と国家経済発展により一層努力してくれるだろう」と期待した。

　続けて「李会長はサムスン電子が国民からさらに信頼されて愛される国民企業として新しく跳躍する『ニューサムスン』に導いてくれることを願う」と付け加えた。