【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は18日に金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の立ち会いのもと、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験に成功したと発表した。朝鮮中央通信が19日、伝えた。 平壌国際飛行場で発射された火星17は、最高高度約6040キロ、飛行距離999キロで、1時間9分飛行して予定水域に正確に着弾したという。 金氏は発射実験後、「われわれの核武力がいかなる核脅威も抑止できる最強の能力を確保したことを改めて確認した」と述べた。 また、米国や周辺国の軍事的脅威が高まっていると指摘したうえで、「核には核で、正面対決には正面対決で応じる」と強調した。 韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が18日午前10時15分ごろ、平壌の順安付近から朝鮮半島東の東海にICBM1発を発射したと発表した。飛行距離は約1000キロ、最高高度は約6100キロで、最高速度はマッハ22(音速の22倍)と推定される。 一方、現地視察には金氏の娘が夫人の李雪主(リ・ソルジュ)と共に同行した。金氏の娘が公の場に登場したのは初めて。
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