劉承旼、国民の力元議員(画像提供:wowkorea)
劉承旼、国民の力元議員(画像提供:wowkorea)
MBC取材陣に対する大統領専用機搭乗排除物議に関して、ユ・スンミン(劉承旼)国民の力(与党)元議員は19日、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に対し「失言はしっかりと謝罪すればよかった。なぜ、しきりに物議を大きくしていくのか残念だ」と批判した。

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この日、劉元議員はフェイスブックを通じて「百回譲歩してそれがそんなに難しいことなら、沈黙したほうが良かっただろう」とこのように明らかにした。

これは、尹大統領の9月の海外歴訪過程で起きた卑俗語物議とこれにともなうMBC取材陣に対する専用機搭乗排除物議に対する対応を批判したものだ。

これに先立ち、尹大統領は前日出勤途中の問答でMBC取材陣の専用機搭乗排除について「我が国の国家安保の核心軸である同盟関係を事実と異なる偽ニュースで仲たがいさせようと非常に悪意的なそのような行動を見せたため」と批判した。尹大統領の発言後、MBC記者とイ・ギジョン広報企画秘書官の間で舌戦が繰り広げられたりもした。

劉元議員は卑俗語物議に対し「行事会場を歩いて出てきて何も考えずに突然吐き出したこの言葉がいきなり『国家安保の核心軸』『大統領の憲法守護』『国民の安全保障』のような非常に深刻な問題に化けた」と指摘した。

劉元議員は「大統領の言葉どおり、MBCの報道が本当に『証拠を捏造(ねつぞう)した悪意的な偽ニュース』であり、『国家安保と国民安全保障を害し、憲法に違反した行為』だったとすれば、この深刻な重罪に比べて専用機搭乗排除措置はあまりにも軽い罰ではないか。MBCの報道は国家保安法違反ではないか」と反問した。

また「このように重大な罪なら、警察と検察はただちにMBCを家宅捜索し、被疑者を捜査して起訴し、法の審判台に立たせるのが当然ではないか。MBCと同じように字幕を入れて報道した140あまりのメディアはすべて『同じ重犯罪』をしたのだから、同じ処罰を受けなければならないのではないか」と付け加えた。

劉元議員は「しかし、このことが本当にそこまですることなのか、引き続き拡大再生産して物議を継続することなのか、大統領からじっくり考えてほしい」と明らかにした。

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