中国、新型コロナ新規感染2万6000人台「北京は準封鎖状態」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国、新型コロナ新規感染2万6000人台「北京は準封鎖状態」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国内の新型コロナの感染者数が全国的に拡散し、4月のピーク水準に近づいた。北京ではことし5月以降、新型コロナによる死亡者が相次いで報告されている。

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21日、中国国家衛生健康委員会は20日、中国本土の新規感染者数が無症状である2万4547人を含め、2万6824人を記録したと明らかにした。3万人に迫ったことし4月、既存の最多数値に近づいたわけだ。地域別では広東省が9085人、重慶市6123人、河南省1211人、甘粛省1191人などを記録した。

首都である北京は同日、無症状808人を含む962人の新規感染者が発生した。前日621人から大幅に増えたのだ。ことし5月以降、初めて新型コロナ死亡者が19日北京から出たのに続き、20日にも北京で2人の死亡者が報告された。それぞれ91歳の女性と88歳の男性だった。

感染者数が急激に増え、北京市当局は先週末に続き、21日にも韓国同胞を含め350万人が住む朝陽区など住民に、不要な外出の自制を促し、在宅勤務、オンライン授業などを推奨した。飲食店内の飲食が禁止され、娯楽、体育施設や大型ショッピングモールなども営業を中断した。海甸、東城、西青区の一部の学校もオフライン授業に切り替えた。

11月11日、中国政府は海外からの入国者および濃厚接触者隔離の短縮など「ゼロコロナ」緩和政策を発表したが、新型コロナ感染者数が急増した北京などでは、事実上準封鎖措置を取っている。中国政府の意重を反映する中国共産党機関誌である人民日報は、この日の社説を通じて「科学的かつ正確で、感染症予防および制御最適化措置を着実に推進し、最小限の費用で最大の予防および制御効果を得ることができる」とし「決して緩まず、注意しなければならない」と強調した。

グローバル経済分析機関オックスフォードエコノミックスはこの日の報告書で「疫学的、政治的な観点から見ると、中国はまだ開放する準備ができていない」とし、高齢者ワクチン接種率が相対的に低く、2023年下半期には「ゼロコロナ」から抜け出すことができるであろうと見通した。

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