中国、新型コロナ新規感染者3万人超え、主要都市は事実上封鎖

中国内の新型コロナ感染症の新規感染者数が3万人を突破した。

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24日、中国国家衛生健康委員会は前日、中国本土の感染者数が無症状者2万7517人を含め、3万1444人を記録し、今年4月に記録した歴代最高値を上回る。海外流入の212人を加えると、新規感染者は3万1656人となった。

ブルームバーグ通信は「中国政府が『ゼロコロナ』政策を緩和するか、それとも厳格な防疫に戻すかを決めなければならない重要な瞬間に、中国内の新型コロナ感染者数が急増した」と指摘した。中国の「ゼロコロナ」政策が内需不振など経済の足を引っ張ると、中国国務院は11日、海外入国者・濃厚接触者の隔離短縮などを盛り込んだ「20種類の防疫最適化措置」を発表した。市場は漸進的な防疫緩和を期待したが、感染が急速に拡散すると、防疫は再び強化されている。

北京市は最近、在宅勤務・オンライン授業に転換し、小売店などの運営を一時中断し、北京に入るときは3日間で3回のPCR検査を義務化した。それでも拡散の勢いがつかまらず、23日には新型コロナ拡散防止を趣旨とし、北京291か所を臨時統制区域に設定し、3日間移動制限すると発表した。