所属事務所と精算問題をめぐりトラブルになっている歌手イ・スンギの過去にテレビで発言した内容に注目が集まっている。

イ・スンギ の最新ニュースまとめ

先日イ・スンギは、所属事務所HOOKエンターテインメントに対し音源の収益内訳を公開し、精算するよう求める内容証明を送付した。

イ・スンギの法律代理人は24日、立場文を発表し「イ・スンギはデビューから18年間HOOKエンターテインメントに所属して活動してきており、芸能活動ならびに精算に関してHOOKエンターテインメントを全面的に信頼してきた」「これまでHOOKエンターテインメント側から音源収益について全く言及がなかったため、音源料の収益が発生していることすら知らなかったが、最近になりHOOKエンターテインメントの職員が誤ってメールを送ったことで音源料の収益が発生していることを知った」と説明した。

続けて「イ・スンギが何度も精算の内訳を求めたが、HOOKエンターテインメント側は『お前はマイナス歌手だ』などと言い訳をして、内訳を知らせないようにした」と主張した。

これに対してHOOKエンターテインメントのクォン・ジニョン代表は「事実の有無とは関係なく面目ない。すべて私の不手際で不徳の致すところ」「HOOKエンターテインメントや私個人が法的に責任を取るべき部分が明確になった際には、退いたり回避したりせずすべての責任を取る」との立場を発表した。

イ・スンギとHOOKエンターテインメントの精算トラブルが世間に衝撃を与える中、イ・スンギが過去に出演したSBSの芸能番組「イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り 」での告白に注目が集まっている。

イ・スンギは2021年10月、精神健康医学科専門のオ・ウンヨン博士が登場した放送回で、「精神科の治療を受けたことがある」と明かした。

イ・スンギは「その時は心の閉塞感を超えて、体に異常が出た時期だった。入隊する前の29歳ごろ、30歳を目前にして体が痛くなった」「始めはコンディションが良くないのかと思い、韓医院や病院に行きMRIの検査までした。何も問題なかったが、私は具合が悪かった」と告白した。

さらに「周りからパニック障害の可能性を指摘されて精神科を提案された。でも精神科というのは近所にある内科のような感じではない。そこに行くまでも大変だった」とし、「その時、私の心についての話はまったくできなかった。本能的に防御していた」と続けた。

この発言に対してオ・ウンヨン博士は「私たちの周にいる多くの人が経験することだ。本人にとってつらいことやうまくいかないことを打ち明けることは、本当に簡単なことではない」と助言していた。
Copyrights(C) Mydaily wowkorea.jp 125