パウロ・ベント の最新ニュースまとめ
ベント監督は去る28日夜(日本時間)、エデュケーション・シティ・スタジアムでおこなわれた「2022カタールワールドカップ」グループH・グループリーグ第2戦のガーナ戦に2-3で敗れた後、ピッチに入って主審に抗議し「レッドカード」で退場となった。
ガーナに2点を先制された韓国は、チョ・ギュソン(24)の2ゴールで同点に追いつくも、ガーナに3点目が入ると1点を追って攻勢をかけた。後半アディショナルタイムでCK(コーナーキック)の機会を得るも、ここで試合終了のホイッスルが鳴り、CKでの得点チャンスは消えた。すると、ベント監督は怒りをあらわにし、ピッチに乱入して主審に詰め寄った。主審がベント監督に対して試合終了を説明するも、ベント監督は納得できず執拗(しつよう)に抗議し、レッドカードが出された。
これにより、来る12月3日午後0時(日本時間)キックオフのポルトガル戦をベント監督は客席から見守らなければならない。無線でチームと連絡を取ることはできず、ハーフタイムにロッカールームに入ることも許されない。ベント監督の代わりにセルジオ・コスタコーチがチームを指揮する。
キャプテンのソン・フンミン(30、英トッテナム所属)は「監督がベンチにいないというのは、チームとして見れば良い状況とは言えない」とし、「練習中に監督が要求することを言葉にして伝えてくれると思うが、今回はよりしっかりと頭に入れなければならない」と話した。
大韓サッカー協会のイ・ヨンピョ副会長は29日、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」に出演し、「戦術は試合前にすべて組み立てるため、(それは)大きな問題ではないが、ほかの部分はスマホのメッセージなどで少しずつ関与することもある」とし、「原則的には禁止されているが、スマホメッセージまでは止める方法はない。選手たちは監督がベンチにいないプレッシャーに打ち勝ち、試合に挑んでくれると思う」と説明した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 4