選手時代に2002日韓W杯で韓国に敗れ2022カタールW杯で韓国代表監督としてベスト16進出のベント監督、20年前のインタビューに注目=韓国(画像提供:wowkorea)
選手時代に2002日韓W杯で韓国に敗れ2022カタールW杯で韓国代表監督としてベスト16進出のベント監督、20年前のインタビューに注目=韓国(画像提供:wowkorea)
4年間、サッカー韓国代表チームを引っ張ってきたパウロ・ベント監督(53)が、選手時代に出場した2002日韓ワールドカップの時のインタビューが注目を集めている。

パウロ・ベント の最新ニュースまとめ

 今月5日、YouTubeやSNSに「パウロ・ベント、2002韓国戦でのインタビュー」というタイトルの映像が掲載された。

 インタビューは、ベント監督が2002年6月14日の日韓ワールドカップDグループ第3戦で韓国とポルトガルの試合が終わった後に行われたもの。

 ベント監督がボランチとして出場した試合は、韓国が1対0でポルトガルを破った。韓国史上初のベスト16進出を果たした試合でもある。

 インタビュー映像で、リポーターは「ベント選手を激励したい。一人残ってインタビューに応じてくれた」と紹介後、「ポルトガル代表チームの夢が破れたが…」と試合後の感想を聞いた。

 ベント監督は「夢が破れた。終わった。こういう昔の言葉がある。『ゆがんだ苗木はゆがんだ木になる』。始まりもよくなくて、終わりもよくなかった。途中でポルトガルが優勢の状況だったが、そこまでだった。土壇場でわれわれのプレーがどうだったのか考える時間だ」と答えた。

 そして「きょう、特別な状況が起き、試合の最後に運がなかったが(選手2人が退場後)9人でもとんでもないチャンスがあった。しかしゲームは終わった。韓国にチャンスが来たんだ」と述べた。

 最後にベント監督は「われわれができることは、韓国とアメリカを祝うこと。全般的にわれわれより強いチームだった。今からユーロ2004の準備をしなければならない。それがわれわれのできる最善」と強調。リポーターは「ありがとう」と感謝した。

 20年前の映像を見たネットユーザーはベント監督に「選手時代から人格が素晴らしかった」、「尊敬に値する」、「後に監督になってベスト16入りに成功した」と称賛した。

 一方、ベント監督は2018年8月28日に韓国代表チームの監督に就任し、4年以上の間、チームを指揮して10回連続ワールドカップ本選進出に貢献した。

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