EU、炭素国境調整措置(CBAM)の導入に合意、鉄鋼・セメント等に関税(画像提供:wowkorea)
EU、炭素国境調整措置(CBAM)の導入に合意、鉄鋼・セメント等に関税(画像提供:wowkorea)
ロイター通信は、欧州連合(EU)が自国より炭素排出量の多い国から生産・輸入する製品に関税を課すいわゆる 炭素国境調整措置(CBAM)の導入に13日(現地時間)合意した、と報じた。

報道によると、これには鉄鋼、セメント、肥料、アルミニウム、電気などが含まれ、草案になかった水素にも適用される見通しで、試験運用期間は来年10月からとなる。

CBAMが施行されれば、輸入会社は製品生産と関連した直接的な二酸化炭素排出を報告し、排出量が欧州基準を越えれば、EU内の二酸化炭素の価格に合わせて排出証明書を取得しなければならない。

欧州議会は「CBAMは気候変化と戦っているEUの努力に決定的な役割を果たすだろう」とし「貿易パートナーにはインセンティブを提供し製造産業の脱炭素化を図る装置になるだろう」と話した。
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