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つまり、4年ぶりにグループ活動を再開したということであり、ちょうどこの放送後、4年ぶりとなるコンサートを控えていたタイミングだったというわけだ。よって、今回の番組出演はいわゆる宣伝プロモーションになるが、収録日基準ですでにコンサートチケットは完売していた。
それはそうだろう。芸能人ファンも多く、実際9日(金)から11日(日)まで行われたソウル公演にはIU、ヒョミン(T-ARA)、女優コン・ヒョジン、俳優カン・ギヨンら多くの芸能人が見に行ったというニュース記事が出ていたし、この日の番組収録現場に、ファンが番組スタッフに対し、移動カフェを差し入れしてしまうぐらい国民的な人気を誇るグループなのだから。
ともかく、5人そろった姿を久しぶりにテレビで見られ、コンサートの準備過程の裏話をはじめ、デビュー23年となる彼らのお互いの第一印象から、ユン・ゲサンの脱退・復帰のことなど「god」の歴史が垣間見えるトークは見ごたえたっぷりだった。
この番組に2021年11月、ユン・ゲサンが単独で出演した際も、MCのユ・ジェソクとは「god」の初期時代、バラエティー番組でしょっちゅう顔を合わせていたと話していたが、この日もそういった親しさがにじみ出ていて、和気あいあいとした雰囲気だった。
そのため、オープニングでは、リーダーのパク・ジュンヒョンは「ベースラップ担当」、デニー・アンは「オモニ(お母さん)ラップ(?)担当」、ユン・ゲサンは「ハイトーンラップ担当」、ソン・ホヨンは「笑い(?)担当」、キム・テウは「高いところにある物を取る(?)担当」とユニークな笑いあふれる自己紹介から始まった。
4年ぶりのコンサートについては、キム・テウがメンバーたちに声をかけて始動することになり、ソン・ホヨンが演出を担当。「god」は末っ子ラインが本当に頼もしい。ただ、ソン・ホヨンはメンバーたちが言うことを聞かないので大変だと明かし、「特に誰が?」と聞かれると「みんな」と答え、一同大爆笑。新しいことを試そうとすると、1、2回やってみたところで、もうやらないと言うのだそうだ(笑)。いかにも個性が強く、年齢的な部分を感じさせる「god」らしいエピソードだ。
お互いの第一印象についてのエピソードでも、パク・ジュンヒョンが当時「god」のプロデューサーだったJ.Y.Park(パク・チニョン)から「ボーカリストを見つけた」と報告を受け、身長187センチで小顔、体格はチョン・ウソンだと聞かされ、期待して待っていたら、現れたのがキム・テウだったのでがっかりしたと言えば、キム・テウもJ.Y.Parkから「今まで韓国で見たことも聞いたこともない、すべてを兼ね備えた4人がいる」と聞かされ対面したら、ぼろぼろの服を着た4人だったと振り返り、これまた大爆笑だった。
そこから、J.Y.Parkとのエピソードでさらに盛り上がった。レコーディングで、J.Y.Parkより年上のパク・ジュンヒョンが、英語の発音で注意されたという話だ。グルーヴ感を生かすため、「Come On」を「Come On~Na」と言うよう要求されたそうだが、パク・ジュンヒョンは「アメリカで誰が『Come On~Na』なんて言うんだよ」と不満が募り、「アメリカ人の俺に、『Come On』を教えようっていうのか‼」「俺の方がお前より2歳年上だぞ!」と爆発したらしい。
一方で、J.Y.Parkはユン・ゲサンにだけは優しかったのだとか。ユン・ゲサンが練習中に気絶したことがあり、それ以来、30分以上ラップをしたことがないのだとか。そのため、ボーカルのキム・テウとソン・ホヨンはレコーディングが終わるといつも、「俺たちも一度倒れようか」と話していたと明かし、J.Y.Parkとのエピソードだけで笑いが止まらない状況だった。“今だから笑って話せる”ネタをたくさん持っているのも、年月のなせる業であり、それを面白く話せるトークセンスもさすがだった。
それでいて、感動ポイントも作った「god」。ユン・ゲサンがグループ復帰したときのコンサートで読み上げた手紙の話になったとき、キム・テウが当時を思い出し、涙を拭う場面も。それを隣にいたソン・ホヨン、ユン・ゲサンが優しく見守っている姿が、またより泣ける光景でもあった。
最後に「自分にとってgodとは?」という質問に、ソン・ホヨンは「僕の思春期」、キム・テウは「僕の人生のハイライト」、デニー・アンは「憩いの場」、パク・ジュンヒョンは「タイムマシーン」、ユン・ゲサンは「神様が結んでくれた兄弟」と答えていた。23年築き上げてきたこの信頼、チームワーク、そしてこの5人の空気感は唯一無二だ。
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