韓国　けさのニュース（１２月１６日）

◇北朝鮮「高出力のエンジン実験に成功」　正恩氏が立ち会い　北朝鮮の朝鮮中央通信は１６日、国防科学院が１５日午前、北西部・東倉里の西海衛星発射場で高出力の固体燃料エンジンの初めての地上燃焼実験に成功したと報じた。金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）が現地でこの「重大実験」を指導したという。固体燃料を使う新型大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）の開発のための実験とみられる。エンジンの推力は１４０ｔｆに達すると主張し、ＩＣＢＭ「火星１７」のエンジン（１６０ｔｆ）に匹敵する推力を持っているとみられる。◇厳しい寒さ続く　最高気温氷点下３～６度　１６日の天気は全国的に晴れ時々曇りで、前日に続いて厳しい冷え込みとなりそうだ。最低気温は中部地方と全羅北道、慶尚北道を中心に氷点下１０度前後まで下がり、南部地方は氷点下５～０度の予報となっている。強風が吹いて体感温度はさらに下がるため、健康管理に注意が必要だ。最高気温は氷点下３度～６度の予報。済州島の山間部と鬱陵島、独島では１センチ前後の積雪が予想される。◇ソウル雑踏事故四十九日　宗教団体・市民が追悼行事　１５８人が死亡したソウルの梨泰院雑踏事故で犠牲になった人の四十九日を迎え、宗教団体や市民が追悼行事を開く。韓国最大の仏教宗派「大韓仏教曹渓宗」の総本山、曹渓寺は１６日午前、故人の冥福を祈る法要を執り行う。法要には遺族約１５０人が出席する。午後６時からは事故現場に近い地下鉄梨泰院駅前の道路で市民による追悼行事が行われる。革新系市民団体「ろうそく勝利転換行動」は午後５時から、地下鉄緑莎坪駅そばの梨泰院広場で犠牲者を追悼するとともに事故の真相究明と責任者の処罰を求める集会を行う。◇新規コロナ感染者６万６９５３人　前週比約４２００人増　中央防疫対策本部は１６日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から６万６９５３人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約４２００人増加した。