北朝鮮の弾道ミサイル(資料写真)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の弾道ミサイル(資料写真)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は18日午前11時13分ごろから午後0時5分ごろにかけて、北西部の平安北道・東倉里付近から朝鮮半島東の東海上へ弾道ミサイル2発を発射した。  韓国軍は監視・警戒を強化し、韓米間の緊密な連携の下、万全の対応態勢を維持していると説明した。軍当局がミサイルの飛行距離、高度、速度などを分析している。 北朝鮮は先月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射から1カ月ぶりに弾道ミサイルによる挑発に踏み切った。国連が北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を18年連続で採択したことや、日本が反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を明記した国家安全保障戦略など安保関連3文書を閣議決定したことへの反発とみられる。 前日は金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から11年を迎え朝鮮労働党の幹部らが正日氏の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝したが、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の姿はなかった。 今年に入り、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含め弾道ミサイルを計64発、巡航ミサイルを3回発射したことがメディアを通じて公開された。 韓国政府系シンクタンク、韓国国防研究院のイ・サンミン北朝鮮軍事研究室長は、北朝鮮が今年1~11月に弾道ミサイルを61回発射し、約3億4000万~5億3000万ドル(約464億~724億円)を費やしたと分析した。
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