【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領室は18日、北朝鮮が同日に弾道ミサイルを発射したことを受け、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開いたと明らかにした。 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は同日午前11時13分ごろから午後0時5分ごろにかけて、北西部の平安北道・東倉里付近から朝鮮半島東の東海上に準中距離弾道ミサイル(MRBM)2発を発射した。北朝鮮は15日、東倉里の西海衛星発射場で高出力の固体燃料エンジンの地上燃焼実験を行った。 NSCの常任委員は、北朝鮮の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議に反するもので、朝鮮半島の緊張を高めて域内の平和と安定を脅かす重大な挑発だと強く批判した。大統領室の李宰明(イ・ジェミョン)副報道官は「固体燃料の実験に注目し、住民の苦痛を気にせずミサイル挑発を続ける金正恩(
キム・ジョンウン)政権を慨嘆した」と伝えた。 NSCでは北朝鮮がサイバーハッキングなどの違法行為を行っていることも非難した。 また、北朝鮮は応分の代価を支払うことになると警告するとともに、強固な韓米同盟に基づいて北朝鮮の挑発から国民を守り、韓米日の安全保障協力も引き続き強化することを確認した。
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