北朝鮮の全国各地に新たな農村文化住宅、7地域で建設＝韓国

北朝鮮が「全国に当国式農村文明の新たな風景が展開されている」として、7地域に新たな住宅を建設したことを伝えた。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

北朝鮮の労働新聞は20日、「新たに変貌を遂げた農村は、全国の農村を美しく住みやすい理想の地へと変え、またわが農業従事者に社会主義文明を享受してもらおうという、親愛なるキム・ジョンウン（金正恩）同志が抱いてきた熱い人民愛の高貴な結実」と報道した。

新たな住宅が建設されたのは、ピョンヤン（平壌）市やカンウォンド（江原道）、ハムギョンブクド（咸鏡北道）など7地域となる。

同通信は「該当地域の特性と現代的な感覚が同時に活かされており、多様ながらも生活に便利なよう設計された住宅には、居間と台所、洗面所、倉庫などが備えられている。住宅の周辺には、優れた品種の木が植えられている」と説明した。

入居に合わせた会合も、現地でそれぞれ開催された。同通信は「平壌市とその他該当する道、市、郡の党や政府機関の関係者、建設事業者、また建設に寄与した関係者、住宅に入居する農業従事者などが参加した。会合では祝辞に続いて住宅の利用許可証が手渡されたほか、決議討論会も行われた」と伝えた。