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合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は定例記者会見で、北朝鮮の無人機が飛行禁止区域を侵犯した可能性が高いとする革新系最大野党「共に民主党」の主張を否定し、「根拠のない発言に強い遺憾を表明する」と述べた。
北朝鮮の無人機は26日に5機が韓国領空を侵犯し、うち1機がソウルまで飛行した。無人機は韓国軍のレーダーに現れたり消えたりしたため、ソウルの飛行禁止区域に侵入しなかったとは言い切れないとの指摘もある。イ氏はこれに対し、ソウル地域には他地域より多くの監視システムがあるため航跡のほとんどを追跡できており、ごく一部のみレーダーから消失したと説明した。
飛行禁止区域は大統領室庁舎を中心とする半径3.7キロの区域で、大統領室一帯に加えソウル市庁と中区、南山、瑞草区・銅雀区の一部上空も含む。
共に民主党の金炳周(キム・ビョンジュ)国会議員は29日のラジオ番組で、「合同参謀本部が報告した飛行ルートを見ると(無人機は)ソウルの恩平区、鍾路区、東大門区、広津区、南山一帯まで来たようだ」と述べ、「飛行禁止区域内を通過した確率が高い」と主張していた。
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