【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信によると、金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は昨年12月31日と1月1日に試射した「超大型放射砲」(短距離弾道ミサイル)について、「南朝鮮(韓国)全域を射程に入れており、戦術核の搭載が可能な攻撃型武器」と述べた。 新年の国政方向などを議論する朝鮮労働党中央委員会総会の演説で超大型放射砲について言及した。中央通信は昨年12月31日と1月1日に「超大型放射砲」の試射を行ったと報じた。北朝鮮は短距離弾道ミサイルを超大型放射砲と呼んでいる。 同通信は昨年12月31日に超大型放射砲の性能を検証するための試射を実施したとして、「3発の放射砲弾が(朝鮮半島東側の)東海の島の目標に正確に命中した」と伝えた。また、1月1日に「西部地区の長距離砲兵部隊で引き渡された超大型放射砲で1発の放射砲弾を東海に向けて射撃した」と報じた。超大型放射砲が砲兵部隊に「引き渡された」と伝え、実戦配備をほのめかした。
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