【春川聯合ニュース】長野県の関昇一郎副知事が10日、韓国北東部の江原道を訪れて同道の金鎭台(キム・ジンテ)知事と面会し、新型コロナウイルス禍で途絶えていた交流の再開について協議した。 この席で金氏は、これまでスポーツや文化の分野で交流を図ってきたが、今後は観光、青少年などの分野に徐々に拡大しようと提案した。 また道内の雪岳山にケーブルカーを設置する事業と関連し、長野県にある駒ケ岳ロープウェイの運用経験を共有できるよう協力を要請した。 金氏は9月に道内で開かれる「江原世界山林エキスポ」への阿部守一・県知事の出席を要請した。 江原道は1998年に冬季五輪を開催した長野県のノウハウを共有し、2018年の平昌冬季五輪の誘致に成功した。両自治体は16年に友好交流協約を締結している。 関氏の訪韓に同行した長野県議会日韓親善促進議員連盟の一行は同日午後、道議会の権赫烈(
クォン・ヒョクヨル)議長と面会し、両議会の友好交流協力の活性化について協議した 権氏は「江原道と長野県は冬季五輪開催をはじめ多くの共通点があり、親密に感じる」とし、今年江原道が特別自治道になることに触れ、成功的なスタートが切れるよう支援を求めた。
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