北朝鮮の朝鮮中央通信は昨年12月31日と今年1月1日に「超大型放射砲」の試射を行ったと報じた=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の朝鮮中央通信は昨年12月31日と今年1月1日に「超大型放射砲」の試射を行ったと報じた=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国政府系シンクタンク、韓国国防研究院は12日に公表した報告書で、北朝鮮が目標とする核弾頭の保有数は約300発で、現在80~90発を保有しているとの分析を示した。 同研究院のパク・ヨンハン上級研究員らは報告書で、北朝鮮が兵器級の高濃縮ウランを最大2044キロ保有していると指摘した。これは核弾頭を最大80発ほど製造できる量にあたる。プルトニウムの保有量は68~78キロで、核弾頭17~19発の製造が可能とみられる。ウラン型とプルトニウム型を合わせ、計80~90発余りの核弾頭を保有していることになる。 現在のペースで核施設の稼働が続けば核弾頭の数は2030年に最大166発に達する見通しという。 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は昨年末に「核弾頭の保有量を幾何級数的に増やす」と表明したが、具体的な数量については言及しなかった。報告書は北朝鮮が掲げる軍事的目的の達成に必要な核弾頭数から、約300発まで増やすとの見方を示した。
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