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これによりポスコシリコンソリューションは6月、キョンサンブクド(慶尚北道)ポハン(浦項)市のヨンイルマン(迎日潟)工業団地に、年産規模450万トンにおよぶシリコン系負極材第1工場の建設を開始する。2024年上半期に完成予定だ。
負極材事業の多角化を目指すポスコグループは、シリコン系負極材事業を推進するため、昨年7月にシリコン系負極材の開発会社であるテラテクノスを買収。社名をポスコシリコンソリューションとした。
これと共にポスコホールディングス未来研究院、浦項産業科学研究院(RIST)の技術力とポスコケミカルの生産ノウハウを合わせるなど、グループ全社の技術力を動員し、生産設備に対する投資の準備を迅速に進めてきた。ポスコシリコンソリューションは2030年までに、年2万5000トンのシリコン系負極材の生産体制を構築するとしている。
ポスコグループがシリコン系負極材の生産施設への投資を終えれば、天然黒鉛や人造黒鉛、シリコン系負極材まで、負極材分野におけるすべてのポートフォリオを実現してフルラインアップとなり、二次電池材料分野における競争力を確保できることとなる。
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