【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局がオースティン米国防長官の来韓を控え、北朝鮮への監視を強化している。 韓国軍合同参謀本部のイ・
ソンジュン広報室長は30日の定例会見で、北朝鮮軍の動向に関する質問に対し「北に軍事的特異動向はない」と答えた。 オースティン氏は同日午後にソウル近郊の京畿道平沢市にある烏山空軍基地に到着する。31日に国防部の李鐘燮(イ・ジョンソプ)長官と会談する予定だ。 前日は北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が韓国を訪れた。北朝鮮メディアはストルテンベルグ氏の訪韓について「アジア・太平洋地域に『新冷戦』の火の雲を引き寄せる対決行動であり、戦争の前奏曲」と非難した。 一方、韓国軍は28日に北東部・江原道の陸軍部隊で訓練中に起きた機関銃の誤発射に関連し、誤って発射された4発が全て南北軍事境界線(MDL)の南側に着弾したことが確認され、今のところ被害はないと明らかにした。 国防部は30日の会見で、誤発射が2018年に締結された南北軍事合意の違反に当たるかどうかについて「故意の発射でなくミスによる誤発射だったと認識してもらいたい」と答えた。
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