サムスン電子がエリクソン出身の役員2人を擁立、ネットワーク新事業を発掘へ=韓国報道(画像提供:wowkorea)
サムスン電子がエリクソン出身の役員2人を擁立、ネットワーク新事業を発掘へ=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国のテクノロジー企業「サムスン電子」がこのほど、ネットワーク事業部傘下に新事業戦略タスクフォース(TF)を新設し、そのリーダーとしてスウェーデンの通信機器大手「エリクソン(ERICSSON)」から擁立したヘンリック・ヤンソン常務を任命した。これと共にエリクソン出身のチョ・ミソン常務も擁立し、欧州での営業活動と新規事業の発掘を一任することとした。

イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ

外部人材の積極的な登用の背景には、イ・ジェヨン(李在鎔)会長が直接担当している、次世代通信事業の育成を加速するための戦略があるとみられる。

李会長は世界的なネットワークを総動員し、第5世代(5G)移動通信設備市場の開拓をけん引している。とくに2019年には「NTTドコモ」の経営陣と面会し、日本における5G移動通信サービスの早期拡大、および定着に向けた協力強化について話し合った。昨年11月には5G移動通信設備の供給を実現している。

サムスン電子は、5G移動通信以降の次世代通信分野でも準備を進めている。李会長は「通信もワクチンと同様、大事なインフラであり、通信やワクチンのように先駆けた投資がいざという時に役に立つ。内部的には6Gも、2年前からチームを設置し準備を進めている」と話した。

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