韓国映画「呪呪呪/死者をあやつるもの」のキャスト、公開日、あらすじ
人間の残酷さを描いた長編アニメーション「豚の王」で映画界に旋風を巻き起こしたヨン・サンホ。初の実写映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」は、韓国国内で1156万人の観客を動員し、“Kゾンビ現象”を巻き起こした。この映画で始まった世界観は、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のその後の物語を描いた続編「新感染半島 ファイナル・ステージ」で完結。独自のユニークな世界観“ヨンニバース(ヨン・サンホ+ユニバース)”を構築し、全世界で多数のファンを確保した。
映画だけでなく、アニメや実写映画、ドラマ、ウェブコミックなど様々な分野で、監督、プロデューサー、編集者、声優、脚本を務めるなど多彩な才能を発揮しているヨン・サンホだが、現在Netflixで配信中のSFアクション映画「JUNG_E/ジョンイ」では、配信開始から3日で視聴時間が1930万時間を記録し、(1月16日~22日)の映画(非英語)部門1位を獲得、また主要動画配信サイトのランキング情報を提供するフリックスパトロールのネットフリックス映画部門世界ランキングでも21日から4日連続で1位を記録し話題となっている。Netflixではドラマ「地獄が呼んでいる」でも2021年11月19日の公開後わずか1日で、視聴時間4348万時間を記録し1位となった(11月15日~21日からの1週間を対象にした全世界のNetflix非英語圏テレビ番組部門)。
そんな世界から注目を集める彼が原作と脚本を手掛ける最新作「呪呪呪/死者をあやつるもの」は、“ジェチャウィ”と呼ばれる呪術によって蘇った韓国のゾンビを基にしたホラーアクション。韓国で最も本格的なオカルトスリラーとして評価されたドラマ「謗法 ~運命を変える方法~」に続き再びペンを執ったヨン・サンホは、一糸乱れぬゾンビの斬新なアクションを新たなエッセンスとして映画に取り入れた。ヨン・サンホは「より感覚的なアクションを加えて、テレビシリーズの世界とつながる、よりパワフルなミステリースリラーを作りたかったんです」と現代人が共感できるストーリーを構築した。
彼の作品が人々を魅了する理由のひとつは、単なるホラーというジャンルに留まらず、社会的要素が反映されているからだ。「ゾンビというマイナージャンルをエンタメに昇華し、映画として愛される作品にするには、社会における様々な感覚や、現実を生きている人間の姿をいかに描けるか、共感を盛り込めるかが大事なことだと思っています。極限状況下で人々が生き残ろうとサバイブする生存への希望にアクションを加えています」と語るように、本作でも、外国人差別や貧困問題といった社会的メッセージが組み込まれている。
ゾンビ映画の開祖であるジョージ・A・ロメロを敬愛するヨン・サンホが、今後ゾンビ史にどのような爪痕を残すのか、期待したい。
『呪呪呪/死者をあやつるもの』(英題:「The Cursed: Dead Man’s Prey」)
監督:キム・ヨンワン
原作・脚本:ヨン・サンホ
キャスト:オム・ジウォン「シスターズ」 、チョン・ジソ『パラサイト 半地下の家族』
チョン・ムンソン 、キム・イングォン 、コ・ギュピル
提供:CJ ENM 制作会社:クライマックス・スタジオ
共同制作:CJ ENM、スタジオドラゴン、キーイースト
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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2023年2月10日(金)新宿バルト9他にて公開
公式HP
https://happinet-phantom.com/jujuju/
公式Twitter @jujuju_movie #呪呪呪
『呪呪呪/死者をあやつるもの』予告編 23年2月10日(金)公開
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