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北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”は7日「朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が6日、党中央委員会本部庁舎で行なわれた」と報道した。
朝鮮中央通信は「金正恩同志は、党中央委員会の拡大会議を指導した」とし「2023年度の主要な軍事政治課業と軍建設の方向に関する展望的な問題について深く討議した」と伝えた。
つづけて「『軍事事業を根本的に改善・強化するための機関編制的な対策を立てる問題』『現在の情勢に対処して人民軍隊に作戦戦闘訓練を不断に拡大・強化し、戦争準備態勢をより厳格に完備する問題』『現実の発展要求に合った軍隊の内務規定の一部条項を新たに改正する問題』をはじめ、軍事政治事業において一大転換をもたらすための実務的課業が研究・討議され、それらの決定が採択された」と明らかにした。
朝鮮中央通信は「今回の会議でキム総書記は『共和国全体の武装力が、党と革命・祖国と人民の前に担った聖なる使命と重大な任務を深く心に刻み、社会主義偉業完成のための荘厳な旅程においてわが人民が獲得した歴史的勝利を一層強固にし、主体の社会主義建設史に新たな発展の章を開いていくためのわが党の膨大な闘争課業を無敵の軍事力で粘り強く担い力強く切り開いていきながら、百勝の偉勲をとどろかせよう』という期待と確信を表明した」と伝えた。
今回の会議は、米韓の拡張抑止力強化をはじめとした最近の朝鮮半島情勢を綿密に把握し「米韓合同演習に徹底して対応する」という意志を示したものとみられる。
韓国・統一研究院のホン・ミン(洪ミン)北朝鮮研究室長は「韓米の拡張抑止強化・韓米日による演習頻度の増加・米中対峙の局面・ロシアとウクライナ戦況などに合わせ、戦争準備態勢をどのように整えるかを議論したのが、今回の会議の核心だ」とし「年初めからこのような会議を公開したのは、組織的な体系と意思決定を通じて韓米に対応する問題を深く議論したことを伝えると同時に、準備態勢に合わせ対応するという事前警告の性格もある」と分析した。
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