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今年は75年という節目の年であり、大規模な閲兵式が行われるとみられる。
韓国の統一部によると、金正恩体制発足後、閲兵式は昨年4月25日までに12回開催された。金正恩氏は11回出席し、5回演説した。2018年9月の建国70年に合わせた閲兵式まではほとんどが午前に開かれたが、2020年10月の朝鮮労働党創建75周年に合わせた閲兵式からは4回連続で夜、または深夜に行われた。韓国の情報当局は今回の閲兵式も夜間に開催される可能性が高いとみている。
海外の民間衛星企業は昨年末から金日成広場付近や美林飛行場などに大規模な人員と装備が動員され、閲兵式を準備している様子を捉えている。美林飛行場では新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」とみられるものが確認された。米国の軍事専門家らは北朝鮮が今回の閲兵式で核弾頭の搭載が可能な超大型ロケット砲やステルス無人機などを公開するとの見通しを示している。
韓国・北韓大学院大の梁茂進(ヤン・ムジン)総長は今回の閲兵式について、「金委員長が演説する可能性が極めて高い」として、「国防力を誇示するための閲兵式のため、強硬な対韓・対米メッセージが出る公算が大きい」との見方を示した。
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