大統領室、「北朝鮮の軍創設75年閲兵式」を注視＝韓国

韓国大統領室は9日、北朝鮮の軍創設75年の閲兵式で新型固体燃料基盤大陸間弾道ミサイル（ICBM）を公開したことについて、「当局が注視している」と明らかにした。

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大統領室の主要関係者は会見で、前日夜に行われた北朝鮮閲兵式に関する質問に「昨日、われわれが中央統合防衛会議を開催し、北朝鮮の動きを注視していた」と答えた。

また、キム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党総書記の娘、キム・ジュエ氏に対する後継者説については言及を控えた。

併せて、政府が近いうちに中国人短期ビザ発給制限措置を解くという報道と関連して「規制をしなければならない時は適当な基準により規制することであり、解かなければならない時は基準に合えば解除できる」とし「中韓両国で関連協議を進行中」と明らかにした。

政府は早ければ10日ごろ、中央災難安全対策本部会議を開き、中国人短期ビザ発給中断措置を解除する案を議論するものとみられる。

この他に民主党が推進する放送法改正案に大統領の法律拒否権行使を検討し始めたという報道に対しては「まだ起きていないことに対するコメントは適切ではない」としながらも「国会合意なしに一方的に処理される法案に対しては政府では批判的立場になり得る」と話した。