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10日、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”によると、今月8日に開かれた閲兵式では「怪物ミサイル」と呼ばれるICBM“火星-17型”と共に、固体燃料ICBMとみられる新型ミサイルが登場した。
専門家たちは「北朝鮮は今回の閲兵式を通じて、”戦力”を公開することで強力なメッセージを発信した」と分析した。
韓国国防安保フォーラムのシン・ジョンウ(辛宗祐)事務局長は「火星-17ICBMは過去最大の11基が動員された」とし「米国本土まで打撃可能なICBMの生産能力を誇示した」と解釈した。
アサン(峨山)政策研究院のヤン・ウク(梁旭)研究委員は「今回の閲兵式では火星-17ICBMと発射車両11台が識別されたが、これは過去において6台ずつ公開されてきたことに比べ2倍の数である」とし「北朝鮮は固体燃料ICBM発射車両を含め、現在保有しているICBMの戦力をすべて動員することで、強力な対米メッセージを送ったものと解釈できる」と説明した。
統一研究院のホン・ミン(洪ミン)北朝鮮研究室長は、今回の閲兵式でキム総書記の演説が省略された理由について「軍の歴史性、軍隊と武器を主役として立てたことがメッセージだ」とし「(功績のある軍人たちの)肖像画を掲げた行進など軍の歴史性を目立たせ、軍を主人公とした祝祭の性格に力を注いだのだ」と解釈した。
つづけて「昨年末以降、全体会議・最高人民会議・党中央軍事委員会議・政治局会議・建軍節記念宴会・建軍節など、多くの主要な政治会議を通じてメッセージを発信してきた」とし「昨年末の党中央員会総会で “国防力強化と対敵行動”を中心とした基調をすでに明らかにしており、全体的なメッセージをほどよく配置する次元で省略されたのだ」と説明した。
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