韓国　けさのニュース（２月１６日）

◇ソウルのマンション価格が昨年２２%下落　過去最大幅　韓国不動産院によると、昨年のソウルのマンション実取引価格指数は利上げなどの影響で年間２２．１%下落した。年２０%以上の下落は２００６年に調査が始まって以来初めてで、世界金融危機が始まった０８年の１０．２%を上回る過去最大の下落幅を記録した。ソウルのマンション取引価格は昨年の大統領選以降、各種規制緩和に対する期待感が高まっていた昨年３月（１．１%上昇）と４月（１．２%上昇）、６月（０．２%上昇）を除いていずれも下落した。◇教育大の人気低下　入試倍率が過去最低に　小学校教師を養成する教育大と大学の初等教育学科の人気が落ちていることが分かった。学習塾大手の鍾路学院によると、大学修学能力試験（日本の大学入学共通テストに相当）を中心とした選考の定時募集では、２３学年度の全国の教育大と教育学科のある大学計１３校の平均入試倍率は２．０倍と、過去５年間で最も低かった。教育大の人気低下は、学齢人口の減少などで教師の需要が減り、教員採用試験の合格率が落ちている現象と関連があるとの分析が出ている。◇金正恩氏　平壌の住宅建設着工式に３年連続出席　北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）が１５日に平壌の住宅建設事業の第２段階建設の着工式に出席したと報じた。同事業は北朝鮮が２０２１年の党大会で発表した。２０２１年から２０２５年まで毎年１万戸ずつ、計５万戸の住宅を建設する方針だ。金正恩氏は昨年２月の第１段階事業の着工式と２０２１年３月の別の地区の住宅着工式にも出席した。３年連続で住宅建設の着工式に出席したことになる。◇新規コロナ感染者１万２５１９人　前週比約２千人減　中央防疫対策本部は、１６日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１万２５１９人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約２０００人少ない。