【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の報道官室は19日、北朝鮮の金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が韓米に対し「われわれに対する敵対的なことすべてに対処し、非常に強力かつ圧倒的な対応を取る」と警告する談話を発表したことについて、「慨嘆を禁じ得ない」とコメントした。 同報道官室は金与正氏の談話について、情勢悪化の原因を自分たちの無謀な核・ミサイル開発にあることを忘れて韓国と米国に責任を転化していると批判。深刻な食糧難で住民が苦しんでいるにもかかわらず住民の生活や人権に背を向けて挑発と威嚇を続ければ、国際社会から一層孤立すると強調した。 北朝鮮は前日の18日に弾道ミサイルを発射。19日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」を発射したと発表するとともに、金与正氏が韓米の合同軍事演習などを念頭に、両国を威嚇する談話を出した。
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