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北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”は27日「朝鮮労働党中央委員会本部庁舎でキム総書記が出席する中、全体会議の拡大会議が招集された」と報道した。
朝鮮中央通信は「全体会議では、”新時代の農村革命綱領実現”の初年度である2022年の事業定形(状況)を分析・総和(決算)し、当面の重要課題と国家経済発展のための現段階で提起された切迫した課題、その解決のための実践的方法を討議・決定することになる」と明らかにした。
今回の会議では上程された議定を承認し、最初の議定について討議された。また「新時代農村革命綱領実現」の初年度事業の定形に関する報告が行なわれた。
具体的な報告内容については明らかにされなかったが「全体会議は続けられる」と伝えられるなど、この日も会議が引き続き行なわれることが示唆された。
北朝鮮は昨年末の全体会議で、2023年度における分野別の国政運営方向と計画を立てたが、それから2か月後に再び全体会議を招集したのである。通常「年に1~2回」全体会議が開かれることを踏まえると、今回の会議開催は非常に異例なことである。
北朝鮮は深刻な食糧問題に直面している中、最近では地方の教化所(刑務所)の受刑者たちが集団で脱獄している。また韓国統一部(省)と国家安全保障会議(NSC)は「一部の地域で、餓死者が続出している状況だ」と分析した。
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