【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開かれ、「戦争抑止力」を攻勢的に活用するための措置が決定されたと報じた。会議には金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)が出席した。 同通信は「米国と南朝鮮(韓国)の戦争挑発策動に対処し、戦争抑止力をより効果的に行使して威力的に、攻勢的に活用するための重大な実践的措置が決定された」と強調した。ただ、具体的な内容は公開しなかった。 13日から始まる韓米の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」に対抗した武力示威などの措置を決めたとみられる。 会議では「農村問題の解決」が主な課題として討議されたという。同通信は「農村振興と地方建設、社会主義建設を加速化させるための人民軍隊の活動方向や具体的任務などを決めた」と伝えた。農村地域の住宅建設など国民生活・経済事業に軍を拡大投入する措置が決定されたとみられる。 金正恩氏は「あらゆる挑戦と難関を克服し、全面的な国家復興の偉業を進める今の戦いは人民軍隊がさらに前進的な激しい戦いで社会を先導していくことを要求している」と言及した。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40