北朝鮮、潜水艦から初めて巡航ミサイルを発射…核搭載「戦略巡航ミサイル」と主張(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、潜水艦から初めて巡航ミサイルを発射…核搭載「戦略巡航ミサイル」と主張(画像提供:wowkorea)
米韓による大規模合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」の開始に合わせ、北朝鮮が潜水艦から巡航ミサイルを発射した。北朝鮮が潜水艦から巡航ミサイルを発射するのは今回が初めてだ。

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特に北朝鮮は今回のミサイルを「戦略巡航ミサイル」と命名し、核弾頭搭載の可能性を暗示した。韓国軍はこれを試験発射と評価し、核搭載の可能性については米韓情報当局が分析中だと明らかにした。

合同参謀本部は13日、「韓国軍は昨朝(12日)北朝鮮シンポ(新浦)付近の海上で、北朝鮮の潜水艦から試験発射された未詳のミサイルを捉えた」とし、「詳細なデータは米韓情報当局が精密分析している」と明らかにした。合同参謀本部のきょうの発表は北朝鮮公営メディアによる報道の前の午前5時50分に出入り記者の携帯メッセージで伝えられた。

合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は、「きょうからFS演習が開始されたが、北朝鮮がミサイル発射などの挑発により演習を妨害しようとしたとしても、米韓同盟は演習を正常に実施する」と強調した。

北朝鮮の朝鮮中央通信はきょう、「戦略巡航ミサイルの水中発射訓練が12日早朝に実施された」と明らかにした。報道内容によると、早朝にハムギョンナムド(咸鏡南道)キョンポ(景浦)湾海上(新浦付近海上)に2000トン級の潜水艦(8・24英雄艦)を移動させ戦略巡航ミサイル2発を発射した。

韓国軍は北朝鮮の主張通り今回の潜水艦発射ミサイルが水中で発射された巡航ミサイル2発と把握し、「初期段階の試験発射」と評価した。特にミサイルの発射角度を考慮すると、垂直発射管ではない魚雷発射管を活用した可能性に重きを置いているものとみられる。

軍関係者は今回の北朝鮮による潜水艦ミサイル発射の事実を1日遅れて発表した理由について、「われわれが多くの努力を重ね構築した監視および情報能力を保護することも必要であり、国民の知る権利という意味での情報提供も必要な状況でさまざまな点を考慮した」とし、「適切な時期に適切な分量で発表した」と説明した。
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