北朝鮮指導部　中国・習体制3期目始動に次々祝電

【ソウル聯合ニュース】中国の習近平政権が3期目に入ったことを受け、北朝鮮指導部がそれぞれのカウンターパートに祝電を送り、中国との親善と同盟関係を強調した。

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　北朝鮮の朝鮮中央放送は14日、崔善姫（チェ・ソンヒ）外相が12日に、中国の全国人民代表大会（全人代、国会に相当）で国務委員（副首相級）に選出された秦剛外相に祝電を送ったと伝えた。

　これに先立ち全人代で習近平国家主席が再選された10日に、北朝鮮は金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）名義で「熱烈な祝賀を送る」とする祝電を送っている。

　同日に北朝鮮の崔竜海（チェ・リョンヘ）最高人民会議常任委員長も全人代トップの常務委員長に選ばれた趙楽際氏宛てに祝電を発送した。また金徳訓（キム・ドクフン）首相は11日に新首相に選出された李強氏に祝電を送った。

　中国は北朝鮮の武力挑発が国連安全保障理事会で取り上げられるたびに北朝鮮を擁護してきた。3期目の習近平政権も北朝鮮など友好国との関係を一層強化する可能性が高いとみられる。