取り調べ終了後、コメントするユさん=27日、ソウル(聯合ニュース)
取り調べ終了後、コメントするユさん=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】麻薬使用の疑いで取り調べを受けた韓国の俳優、ユ・アインさんが28日、SNS(交流サイト)に謝罪文を掲載し、全ての叱咤(しった)と法の裁きを受けるとの立場を表明した。 ユさんは麻酔薬のプロポフォール、大麻、コカイン、ケタミンを使用した疑いで警察の捜査を受けている。韓国でプロポフォールは向精神薬として麻薬類に指定されている。 警察に前日出頭し、約12時間にわたる取り調べを受けたユさんは「きのうの取り調べ終了直後の謝罪が不十分だった。私のことを大切に思い、愛してくださった多くの方々を大きく失望させてしまい改めておわび申し上げる」と謝罪した。 続けて「映画、ドラマ、広告など大切な作業を共にした方々に謝罪の気持ちを伝える。多くの同僚の皆さんと関係者の方々に被害を与え申し訳ない」とし、「私が負うべき責任を果たすため努力する」との考えを示した。 また「自分自身に害を与えていたという事実に大きな後悔と恥ずかしさを感じる。私の過ちがいかなる言い訳も通用しないことをはっきりと認識している。今後の捜査を誠実に受ける」と表明した。 ユさんに麻薬使用容疑がかけられたことで、主演の映画とドラマ3作品の公開にも支障が出ている。韓国映画「ハイファイブ」(原題)は昨年11月にクランクアップした。米動画配信大手ネットフリックスの映画「スンブ:二人の棋士」は今年の4~6月期の公開を控えていたが保留となった。また、ネットフリックスのオリジナルシリーズ「終末のフール」も公開時期が不透明になった。
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