韓国映画「すべては神のために: 裏切られた信仰」のキャスト、公開日、あらすじ
29日、キョンギド(京畿道)プチョン(富川)市の富川都市公社によると、公社は2月14日に万民中央教会が申請した富川体育館の利用を承認したという。
万民中央教会は復活祭の行事のため、4月7~9日に富川体育館を使用する予定で、利用料は470万ウォン(約48万円)ほど。現在、万民中央教会の党会長はイ・ジェロク牧師の名義になっている。
イ牧師は教会の女性信者9人に対して40回ほどの性的暴行、セクハラ行為をした容疑で拘束起訴され、2019年8月に最高裁判所で懲役16年が確定した。イ牧師は自らを「神の息子」と称し、女性信者に性的暴行をしていた。イ牧師は刑務所に服役し、ことし1月に健康上の理由で刑執行停止を申請し、テグ(大邱)地検がそれを受け入れて出所となった。
この教会の体育館利用が伝わると、一部の市民は「性的暴行をした牧師がいる教会が、なぜ富川市で行事をするんだ」、「富川都市公社は市民の血税で作られた体育館を利用させてはいけない」などと主張している。しかも万民中央教会はソウル市が住所になっているのだ。
チョ・ヨンシク富川市長は「最近、Netflixの映像を通じて明らかになった教会の牧師の問題を見て、市民が心配している状況で体育館を貸し出したのは適切ではない」と明らかにした。
富川市は公共施設の利用許可指針上、この教会が「公益の阻害、社会通念上受け入れがたい内容の公演、展示、その他の行事」をする場合に該当するとし、貸し出しを取り消さなければならない立場だ。富川都市公社は富川市の出資機関だからだ。
ウォン・ミョンヒ富川都市公社長は「物議を醸した教会の体育館利用を取り消すことに決定した。今後、関連の手続きを進めていく」と述べた。
万民中央教会は、昨年10月にも富川体育館を借りて創立40周年記念行事を行なった。富川都市公社の関係者は「利用申請があったことし2月にこの教会の牧師の性的暴行犯罪について知らなかった。昨年10月も同じだ。もし知っていたら利用を承認しなかったはずだ」と明らかにした。
続けて「最近、富川市などを通じて牧師の性犯罪を知った。利用取消の有無を決めるために現在、内部で協議中。取り消しが決定したら関連の手続きを踏んでいく」と説明していた。
万民中央教会側は「利用に関して富川都市公社から連絡を受けたことはない。特に伝える立場はない」と表明した。
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