キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
これは、FASが昨年9月に発表した20~30より増加した数値である。また、世界的に権威が認められているスウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は昨年「北朝鮮は最大で30の核弾頭を保有しているだろう」と推定した。
韓国国防部(省)はことし2月に発刊した “2022国防白書”で「北朝鮮は核再処理を通じてプルトニウム70余キログラム、ウラン濃縮プログラムを通じて高濃縮ウラン(HEU)の相当量を保有しているだろう」と推定した。
通常、核弾頭1つを製造するためには5~6キログラムのプルトニウムが必要だといわれている。
FASの核情報プロジェクトの責任者であるハンス・クリステンセン氏は「確かなことではないが、北朝鮮は組み立てた弾頭30余りに加え、さらに核分裂物質をもっと生産することができるものと推定している」と語った。
つづけて「北朝鮮は最近、“短距離戦術核”の開発を強調することにしたものとみられる」とし「戦術武器を新たに目指すのは、長距離武器より戦争初期において『核兵器を使用する可能性がある』という意志を示すことで、韓国軍と米軍に対する圧力を強化しようという試みだとみられる」と語った。
一方、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、昨年末の労働党中央委員会全体会議で “2023年度の核兵器および国防発展の変革的戦略”を宣言し「核弾頭の保有量を、幾何級数的に増やしていく」と公言している。
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