韓国　けさのニュース（４月１４日）

◇固体燃料式の新型ＩＣＢＭ「火星１８」　１３日に発射と北報道　北朝鮮の朝鮮中央通信は１４日、新型の大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）「火星１８」の発射実験を１３日に実施したと報じた。金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）が発射を視察した。金正恩氏は「核反撃体制の効用を急進展させ、攻勢的な軍事戦略の実用性を変革させた」と評価した。液体燃料式より発射準備にかかる時間が大幅に短縮できる固体燃料式ＩＣＢＭの特性を踏まえた発言とみられる。◇北朝鮮住民強制送還事件で起訴の前政権高官ら　きょう公判準備手続き　文在寅（ムン・ジェイン）前政権時代に北朝鮮の漁民２人を強制送還した事件に絡み起訴された同政権の高官らの公判準備手続きが１４日に始まる。ソウル中央地裁は同日午後、国家情報院法上の職権乱用の罪などで起訴された鄭義溶（チョン・ウィヨン）元青瓦台（旧大統領府）国家安保室長、盧英敏（ノ・ヨンミン）元大統領秘書室長、徐薫（ソ・フン）元国家情報院長、金錬鉄（キム・ヨンチョル）元統一部長官の公判準備手続きを行う。公判準備手続きは起訴事実に対する被告の立場を確認し、証拠調べの計画を立てるもので、被告の出廷義務はない。◇全国的に曇り　南部地方を中心に雨　１４日は全国的に曇りで、南部地方を中心に雨が降る見通しだ。雨は午前に全羅北道の西海岸と全羅南道、慶尚南道西部、済州島から降り始め、午後には忠清道南部と全羅北道内陸、慶尚南道東部に拡大すると予想される。夜は忠清道北部、慶尚北道でも時々雨が降りそうだ。予想降水量は済州島で２０～６０ミリ（済州島南部で８０ミリ以上、済州島山間部で１２０ミリ以上）、全羅道、慶尚北道南部、慶尚南道で１０～４０ミリ、忠清道、慶尚北道北部、黄海５島で５～１０ミリ、京畿道北部で５ミリ未満。◇新規コロナ感染者１万１６６６人　前週比約９００人増　中央防疫対策本部は、１４日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１万１６６６人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約９００人増加した。