キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
尹大統領は「違法な侵攻を受けた国を守り、原状を回復させるためのさまざまな支援に対する制限が国際法、国内法的にあるとは思えない」として、「戦争当事国とわが国のさまざまな関係を考慮し、そして戦況などを考慮し、適切な措置を取る」とも述べた。
ウクライナや米国などは韓国に対し、ウクライナへの兵器の供与を求めているが、韓国は交戦国への兵器供与を禁じている国内の規定に基づき、拒否してきた。
尹大統領は今月末に国賓として米国を訪問し、バイデン米大統領と首脳会談を行う。尹大統領はバイデン大統領との首脳会談で、高まる北朝鮮の脅威への対応を強化するため、「目に見える成果」を追求する方針を表明。監視・偵察・情報分析が重要な課題に浮上しているとして、「超高性能、高威力の兵器を開発している」と明らかにした。また、「もし南北の核戦争が起きれば北東アジア全体が灰になる」として、「これを防ぐべきだ」と強調した。
北大西洋条約機構(NATO)の核抑止を巡る協議体「核計画グループ」のアジア版創設の可能性に関しては、「強力な核攻撃に対応するという側面から、NATO以上の強力な対応が必要」と語った。また、韓米日3カ国の協力が必要として、「拡大抑止は韓米の間で議論が進められてきたため、日本が加わることには大きな問題がない」としながらも、「韓米が先にシステムをつくることが効率的」と述べた。
南北首脳会談を政治的な理由で推進しない考えも示した。尹大統領は「有権者に見せるための金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)との首脳会談は開かない」としながらも、平和のための対話の扉は開かれていると述べた。
中国と台湾の両岸問題については、「武力で(台湾海峡の)現状を変更しようとする試みにより発生しており、武力による現状変更には断固反対する」と強調した。
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