ZEROBASEONE の最新ニュースまとめ
最終回は約3時間50分という長丁場で生放送されたが、この日は自己最高視聴率となる1.2%(ニールセンコリア調べ、全国基準)を記録。2月2日(木)に初回視聴率0.4%でスタートしたことが考えると、いかに盛り上がって終わったのかが分かる。
それだけ注目度も高く、最終回が終わってからも「BOYS PLANET」に関するさまざまなニュース記事が出ており、まだまだ熱は冷めないようだ。そこで、「ZEROBASEONE」入りしたメンバーたちを中心に最終回を振り返ってみる。
ファイナルステージでは、2組がミッション曲「Jelly Pop」と「Hot Summer」を披露。スタークリエイター(視聴者)の投票によって決められる“キリングパート”は、「Jelly Pop」がジャン・ハオ、「Hot Summer」がソン・ハンビンで、最後までこの2人がライバル構図を見せる熱い展開で、「BOYS PLANET」はこの2人が引っ張ってきたのだと改めて実感させられた。
最終順位は、これまで“不動の1位”として絶対的な強さを見せていたソン・ハンビンを抑え、ジャン・ハオが逆転1位でフィニッシュ。驚きながらも、スピーチでは4カ国語を駆使し、途中でMCに遮られそうになりながらも、しっかり感謝の言葉を伝える姿が印象的だった。日本語でも「ステージの上でもっと輝く存在になります。愛してね」と呼びかけた姿は日本のファンにも刺さったのではないだろうか。なお、ジャン・ハオは韓国のアイドルオーディション史上初の外国人1位という快挙を達成した。
そして、2位は最後の最後で1位を逃してしまったソン・ハンビン。3位は第3回生存者発表式で9位まで落ちたが、また一気に盛り返したソク・マシュー。ソン・ハンビンとソク・マシューは、以前CUBEエンターテインメントで練習生時代を共に過ごしたことのある仲だと明かし、初回からフィーチャーされてきた。特に、ソク・マシューはプロデューサー(制作陣)のお気に入りだと言われ、真偽は定かではないが、毎回撮れ高が多かったのは事実だ。ともかく、2人が別れることなく、同じグループでデビューできることになり、良かったと思っているファンも多いだろう。
4位はこれまた急浮上したリッキー、5位はパク・ゴヌク。特に、パク・ゴヌクは「極限デビュー野生ドル」(MBC)のとき、かなりいい線まで行っていたのに、最後で落ちたという苦い過去を持っているだけに、それを克服できて、本人が一番うれしかっただろう。今回アイドルオーディション出身者の中では唯一、デビューメンバー入りを果たした。
6位はキム・テレ、7位はキム・ギュビン、8位はキム・ジウン、9位はハン・ユジンだ。多少、これまでとは順位の変動があり、8位でキム・ジウンが名前を呼ばれたときは驚いたが、デビューメンバーの9人に選ばれることが大事であり、これまで安定した人気を誇っていたメンバーたちが順当にTOP9入りを果たした。
こうしてみると、1度もデビュー圏外に落ちなかった練習生はジャン・ハオ、ソン・ハンビン、キム・ジウン、ハン・ユジンの4人。また、ジャン・ハオとソン・ハンビンのデビューメンバー入りにより、「PRODUCE」シリーズからある“シグナルソングのセンターはデビュー組に入る”というジンクスがまたも続くことになった。
そして、「Girls Planet 999:少女祭典」に続き、2シーズン連続でデビューメンバーを輩出した事務所はWAKEONE(キム・テレ/「Kep1er」キム・チェヒョン)とJellyfishエンターテインメント(パク・ゴヌク/「Kep1er」キム・ダヨン)の2社だった。
事務所では今回最も特徴的だったのが、YUE HUAエンターテインメントの層の厚さ。1位のジャン・ハオを筆頭にリッキー、キム・ギュビン、ハン・ユジンの4人がデビューメンバー入りを果たした。YUE HUAエンターテインメントの練習生としては、Kグループ、Gグループ共に4人ずつがこのオーディションに参加。
キム・ギュビンが7位になったときのスピーチで「本当にオーディションの間、すごく大変だったけれど感謝している。そして、すでに(脱落して)別の席に座っているオリー、ブライアン、ユンソ、一緒に練習しながら本当に楽しかった。すぐに行って帰ってくるよ。ちょっと待ってて」とメッセージを送り、「ユジン、リッキー、ハオ兄さん、スンオン、先に(TOP9の席に)行ってるね」とこの時点でまだ名前を呼ばれていない4人に声をかけたのも目を引いた。YUE HUAエンターテインメントの団結力を垣間見た気がしたし、「ZEROBASEONE」の活動を終えた後も、彼らがどのような歩みを見せるのかが楽しみだ。
そして、スピーチといえば、2位のソン・ハンビンが現在兵役法違反の疑いで公判中のラビ(元VIXX)の名前を出し、感謝したことで一部視聴者から批判を受けている。ソン・ハンビンはラビが代表を務めるGROOVL1Nの傘下レーベルであるSTUDIO GL1DEに所属しており、これまでのサポートに感謝するのは分かるが、あえてこのようなタイミングで、このような晴れの舞台で言う必要があったのか?という指摘だ。ソン・ハンビンは番組内で人柄も含め、優等生的な練習生だったので、そのギャップもあり、最後にきてネガティブな印象を残してしまったが…。
ともかく、話題になるのは、それだけ注目されているということだ。「ZEROBASEONE」は今夏デビューを目標に準備していると報じられており、一大旋風を巻き起こした「Wanna One」のように成長できるか、関心が寄せられている。また、唯一の日本人ファイナリスト佳汰(ケイタ)、最年長イ・フェテク(PENTAGONフイ)ら残念ながらデビューメンバーには入らなかった練習生たちも、今後またどのように戻ってくるのだろうか。それぞれの道で活躍することを期待したい。
<最終順位>
1位 ジャン・ハオ(G)199万8154点
2位 ソン・ハンビン(K)188万8414点
3位 ソク・マシュー(G)170万2174点
4位 リッキー(G)157万2089点
5位 パク・ゴヌク(K)138万6039点
6位 キム・テレ(K)134万9595点
7位 キム・ギュビン(K)134万6105点
8位 キム・ジウン(K)133万8984点
9位 ハン・ユジン(K)119万6622点
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10位 ジェイ(G)108万505点
11位 パク・ハンビン(K)107万6065点
12位 佳汰(ケイタ)(G)102万9999点
13位 イ・フェテク(K)93万5254点
14位 クム・ジュンヒョン(K)84万8986点
15位 イ・ジョンヒョン(K)71万8706点
16位 ユ・スンオン(K)61万3963点
17位 ナ・カムデン(G)60万1198点
18位 ユン・ジョンウ(K)55万7811点
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