試合終了後に引退の感想を話すユン・チェヨン(画像提供:wowkorea)
試合終了後に引退の感想を話すユン・チェヨン(画像提供:wowkorea)
日本ツアーでも活躍していたプロゴルファーのユン・チェヨンが28日、キョンギド(京畿道)ヤンジュ(楊州)市のレイクウッドカントリークラブにて開催の韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー2023シーズン最初のメジャー大会「CREAS F&C 第45回KLPGAチャンピオンシップ」に出場。妹でプロゴルファーのユン・ソンアがキャディーを務めた。

ユン・チェヨン の最新ニュースまとめ

 2006年のKLPGAツアーにデビューしたユン・チェヨンは、ことし2月に引退宣言をし、3月の「ヤマハレディースオープン葛城」で日本でのラストマッチを終えた。

 スポンサー推薦で本大会に出場したユン・チェヨンは「主催会社と10年近く共にした。選手の立場としてスポンサー会社の大会で引退するというのは光栄なこと」とコメント。続けて「先月開催された日本での大会では、たくさんのファンが来てくださって感動した。その一方で最後に良い姿をお見せしたいというプレッシャーがあったが、迷う姿を見せてしまって恥ずかしかった」と明かした。

 ユン・チェヨンは2006年から2017年に韓国のツアーで活動し、30歳で日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーに進出。シードを守り続け、159試合で優勝はなかったものの4度の2位を記録するなど地道に活動してきた。

 しかし昨年、JLPGAでのシードを失い、引退を決めた。ユン・チェヨンは「まずはずっと日本にばかりいたので、韓国ツアーに復帰しようと思ったらシード戦を経なければならないが、実際にそれほどのエネルギーはなかった」と吐露。「以前は、できるという自信や精神力があったが、もう若い選手たちと争うのが大変だと思うようになり、克服しなければならない時、崩れていくのを見ながらゴルフを辞めようと思った」と引退を決意した背景を説明した。

 一方、本大会でハン・ジンソンは初日にホールインワンを達成して9200万ウォン(約920万円)相当のメルセデス・ベンツの自動車を獲得し、2日目を6アンダーで終えた。また米LPGAで活躍中のキム・アリムはかっこいいロングドライビングや様々なファンサービスで久しぶりに会った韓国のゴルフファンを楽しませた。

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