ソン・ジュンホ の最新ニュースまとめ
米国の中華系TVメディア「NDT TV」は、サッカー韓国代表選手のソン・ジュンホ(31/山東泰山所属)が中国公安当局から拘束されたことを報じ、「これは中国政府の『人質外交』だ」と表現した。
ニューヨーク・マンハッタンに本部を置く「NDT TV」は、全世界3億人に達する中華圏視聴者を保有する巨大放送ネットワーク。同メディアは、検閲なしで中国に直接放送を試みる唯一の中国語テレビメディアとして知られている。
「NDT TV」は、ソン・ジュンホが中国公安当局に拘束されたことについて、同時期に香港に居住する中国系アメリカ人が「スパイ容疑」で逮捕されたことに言及し、「中国共産党の『人質外交』が一般化しているようだ。米国務省のベイダント・パテル(Vedant Patel)報道官は『われわれは、米国市民がスパイ容疑で中国で死刑判決を受けたことを承知している。米国市民が海外で拘束されている。米国務省は現地大使館の接触をはじめ、すべての適切な支援を提供するために努力している。米国務省の最優先順位は、海外での米国市民に対する安全』と述べている」と報じた。
その上で、今回サッカー韓国代表選手のソン・ジュンホが中国公安当局から拘束されたことについても言及。
「NDT TV」は「山東泰山に所属する韓国人選手のソン・ジュンホが先週、中国公安当局に拘束されたという事実が明らかとなった」とし、「この件は最近、改正された中国の『防諜法』に根拠を置いている」と分析。
同メディアは「中国政府は、ソン・ジュンホに『リベート(手数料)』または『賄賂(わいろ)』を与えた人物が誰であるのかは明らかにしていない」と伝えた。
また、「NDT TV」の解説員は「中国政府が韓国サッカースター(ソン・ジュンホ)を賄賂授受の容疑で拘束した。韓国が日米韓同盟を再開する時点とぴったり合う。このような時期は、偶然ではなく緻密に計算されたものだ」と説明した。
一方、中国外交部(外務省に相当)は、山東泰山所属の韓国人選手ソン・ジュンホが民間人に適用される「非国家工作人員受賂罪」の疑いで、中国公安当局に拘束されていると明らかにした。ソン・ジュンホは去る12日、上海(シャンハイ)空港から家族と一緒に出国しようとした際、公安当局によって逮捕された。現在も拘束中で、取り調べを受けている。
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