◇国産ロケット「ヌリ」 きょう3回目打ち上げ 韓国が独自開発した国産ロケット「ヌリ」が、24日午後、南部の全羅南道・高興の羅老宇宙センターから打ち上げられる。3回目の打ち上げで、今回の任務は高度550キロで実用級の衛星8基を軌道に乗せることだ。昨年6月の2回目打ち上げで人工衛星を軌道に乗せることに成功したが、当時の衛星は独自の任務よりはヌリの衛星打ち上げ能力の検証に焦点が当てられたため、実用級衛星を搭載して飛行するのは事実上初めてといえる。◇韓米が対北朝鮮独自制裁 IT人材による外貨稼ぎで 韓米両国の政府が、北朝鮮による情報技術(IT)人材を利用した外貨稼ぎを防ぐために同時に制裁に乗り出した。韓国外交部は23日、北朝鮮のIT人材の国外での外貨稼ぎに直接関与した三つの北朝鮮機関と個人7人を独自制裁の対象に指定すると発表した。米財務省外国資産管理局(OFAC)も同日、北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)開発に必要な資金調達と悪意のあるサイバー活動に関与した個人1人と四つの機関を制裁対象とすると明らかにした。◇韓国政府 米国に中国での半導体生産能力の倍増要請 政府は、米国の半導体法に基づき補助金を受け取る企業が中国での半導体生産能力を拡大できる範囲を2倍に増やすよう米政府に要請した。政府は米国政府の官報に告示された意見書で、「(半導体法の)ガードレール条項を米国に投資する企業に不当な負担を与える方法で履行してはならない」と強調。米国政府に対し、条項の規定案にある「実質的な拡張」「汎用半導体」などの用語の定義を再検討するよう要請した。これは、韓国半導体大手のサムスン電子やSKハイニックスが米国から補助金を受け取ったとしても、中国でより多くの半導体を生産できるようにしてほしいという意味と受け止められる。 ◇薬物使用容疑の
ユ・アインさん きょう逮捕状審査 ソウル中央地裁は24日、麻薬類管理法違反の疑いが持たれている俳優のユ・アインさんに対する逮捕状発付の是非を判断する令状審査を行う。ユさんは大麻、プロポフォール、コカイン、ケタミン、ゾルピデムの5種類の薬物を使用した疑いが持たれている。警察は、ユさんが2020年から常習的に違法薬物を使用していたとみている。ユさんと一緒に薬物を使用したと疑われる人物の一部が海外に滞在していることから、警察は証拠隠滅の恐れがあり、身柄を拘束して取り調べる必要があると判断した。◇新規コロナ感染者2万2961人 前週比約3100人減 中央防疫対策本部は24日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2万2961人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約3100人減少した。
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