韓国　けさのニュース（６月１日）

◇きょうから新型コロナの危機警戒レベル引き下げ　隔離義務撤廃　政府は６月１日午前０時をもって新型コロナウイルスの感染症危機警戒レベルを最も高い「深刻」から「警戒」に引き下げた。これに伴い、新型コロナに感染した場合の隔離義務を撤廃し、マスク着用義務も一部の医療機関を除き解除した。２０２０年１月２０日に韓国で初めて感染者が確認されて以来、約３年４カ月にして日常生活が戻ることになる。◇金与正氏が談話「偵察衛星は遠からず軌道に」　米国の非難に反発　北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）の妹、金与正（キム・ヨジョン）党副部長は１日に談話を発表し、北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げを非難する米国に反発した。北朝鮮の自衛権を主張し、偵察衛星打ち上げに強い意志を示した。朝鮮中央通信が伝えた。米国などの不安や焦りを踏まえると、偵察手段の開発に一層力を注ぐ必要があるとしながら「軍事偵察衛星は遠からず宇宙軌道に正確に進入し、任務遂行に着手することになる」と強弁した。◇台風被害のグアム　旅行キャンセル相次ぐ　　大型で非常に強い台風２号が米領グアムを直撃し、３０００人超の韓国人観光客が１週間以上足止めされた影響で、今夏に予定していた旅行をキャンセルする旅行客が急増した。航空・旅行業界によると、先月末以降、グアム線を運航する大韓航空など航空会社４社や各旅行会社には６月の旅行商品や航空券のキャンセル・変更に関する問い合わせが殺到している。旅行会社と航空会社は旅行の日程変更に伴う手数料や違約金の大部分を免除し、消費者の被害を最小限に抑える方針だ。