「U-20 W杯」イタリアとの準決勝控えた韓国代表監督「われわれがよくやってきたことやる」(画像提供:wowkorea)
「U-20 W杯」イタリアとの準決勝控えた韓国代表監督「われわれがよくやってきたことやる」(画像提供:wowkorea)
2大会連続FIFA U-20ワールドカップ(W杯)決勝進出を狙う韓国代表チームのキム・ウンジュン監督はイタリアとの準決勝を控えて、守備の重要性を改めて強調した。

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 キム・ウンジュン監督は7日(現地時間)アルゼンチンで開かれたイタリアとの2023 U-20 W杯準決勝公式記者会見で「イタリアは準備がよくできた強いチームなので、備えを良くしなければならない」とし「時間が短くて新しい変化を与えるのは容易ではなく、選手たちがこれまでよくやってきたことをしようと思う」と述べた。

 キム・ウンジュン監督が率いU-20韓国代表は9日午前6時(日本時間)、ラ・プラタ・スタジアムでイタリアと準決勝をおこなう。この試合で勝てば韓国は準優勝した2019年大会に続き、2大会連続U-20W杯決勝進出を果たす。

 今回U-20 韓国代表は2017年韓国大会のイ・スンウ(水原FC)、2019年ポーランド大会のイ・ガンイン(マジョルカ)のような優れたスタープレーヤーは見当たらず、あまり注目されなかった。しかし、選手たちが「ワンチーム」で一丸となって勝利を成し遂げた。

 キム・ウンジュン監督率いる韓国代表は、これまで実利サッカーで大きな成功を収めてきた。占有率はある程度諦めても守備を厚くしながら、逆襲とセットピースで一発を狙って勝利に導いた。イタリアとの試合でもそのような試合運営を予告したと言える。キム監督は、「ベスト4入りしたチームは最強の戦力を備えている。われわれもしっかり準備して明日の試合をおこなう」と覚悟を明らかにした。

 今大会で6ゴールで得点1位のチェーザレ・カサデイは韓国守備陣の警戒1位だ。昨年、チェルシーに入団した後、ことし1月にイングランド2部リーグのレディングに期限付き移籍したカサデイは、今大会ブラジルとの試合で2ゴールを決め、ドミニカ共和国相手にも2ゴールを記録した。 トーナメントでもイングランドと16強戦、コロンビアと準々決勝で1ゴールずつ決めるなど、3試合連続ゴールを決めた。

 キム・ウンジュン監督もカサデイの名前を直接言及しなかったが「イタリアの攻撃陣があまりにも良くて、その部分に対して準備している」と明らかにした。

 代表チームの悩みは体力だ。準々決勝をイタリアより1日遅れておこなうため、休みが1日少ない。しかもナイジェリアと120分の延長戦を戦った。どれほど体力的に回復するかが準優勝の重要なカギだ。

 キム監督は「前の試合の時、選手たちが思ったより回復できなかった部分があった」とし「今回は準々決勝の時より1日多い3日間休んで回復する時間があった」と明らかにした。さらに「明日の試合は準々決勝の時よりもう少し良いコンディションで臨めるのではないかと期待している」と述べた。

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