アラチチキン「イ・ガンインと再契約しない」...KTもポスターを降ろす

韓国のチキンフランチャイズブランド「アラチチキン」がサッカー選手のイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)と広告モデルの再契約をしないことが確認された。

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「アラチチキン」ブランドを運営するサムファF&Cの関係者は19日、「イ・ガンイン選手とは、昨年2月のワールドカップ以降、1年間のモデル契約を行ったが、ことし2月に期間が満了して契約関係が終わった状態だ」と明らかにした。

「アラチチキン」はサムファF&Cが2022年に発売を開始したチキンフランチャイズブランドだ。昨年にパリ・サンジェルマンに移籍したイ・ガンインを前面に掲げたテレビ広告を放映し、最近ブランド認知度を高めていたところだ。

「アラチチキン」はイ・ガンインが登場していたこれまでの映像も使用していない状態だ。これについて、サムファF&Cの関係者は「特別な理由はない」としつつも「(最近の代表チーム内の葛藤に伴う)影響はないとは言えない」と述べた。

最近、カタール・アジアカップで話題となっていた代表チーム内の葛藤によって、広告界のイ・ガンイン選手との「縁を切る」動きが拡大している様子だ。

韓国のモバイル通信会社KT(030200)は、2019年以降の6年にわたって、イ・ガンインを後援しており、ことしは先月16日に後援の再契約を交わした状態だ。KTは今回の事態と関連して、イ・ガンインの立場表明を聞いてみるべきで、契約内容も確認しなければならないだけに、まだ決定されたものはないという立場だ。

しかし、実際KTの売り場には、これまでイ・ガンインの姿が入った「ギャラクシーS24」のプロモーションポスターを掲載していたが、最近は見られない状態となっている。