韓国銀行「消費者物価上昇率、相当期間目標を上回る…金利引き上げは終わったのではない」(画像提供:wowkorea)
韓国銀行「消費者物価上昇率、相当期間目標を上回る…金利引き上げは終わったのではない」(画像提供:wowkorea)
韓国銀行(韓銀)が、金利引き上げ基調が完全に終わっていないという立場を明らかにした。消費者物価上昇率が相当期間目標(2%)水準を上回るものと予想されるため、追加金利引き上げの必要性を点検していくという立場だ。

イ・サンヒ の最新ニュースまとめ

 韓銀のイ・サンヒョン副総裁補は8日開かれた「2023年6月通貨信用政策報告書」説明会で「物価展望や米国連邦準備制度(Fed)通貨政策関連の不確実性がある」として、このように述べた。

 特に、イ副総裁補は最近、金利引き上げ決定を下したオーストラリアとカナダ中央銀行の決定と関連して、韓国は物価が予想ルート通りに流れているとし、他の状況だと説明しながらも「安心できる状況ではない」と強調した。

 また、イ副総裁補はFedの7月金利引き上げの可能性が浮上する中で、内外金利差拡大による為替不安に対しては総合的な要因を考慮しなければならないと指摘した。彼は「5月、Fedが金利を上げて韓米基準金利格差が歴代最大水準に拡大したが、外国為替市場に及ぼした影響は制限的だった」とし「外国為替市場や為替レートの動きに対しては、金利格差だけを見てはならないと思うし、国内外要因を総合的に見て考慮する必要がある」と述べた。



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