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金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の指示により、当局が関連技術の開発に拍車をかけているとの見方が出ている。
衛星画像サービスを手がける米プラネット・ラボによると、前日午前10時40分ごろに北西部・平安北道の方?空軍基地を撮影した衛星写真に新しい形態の軍用無人機が写っていた。
このドローンの翼幅は約35メートルとみられ、今月3日に方?飛行場で捉えられた20メートルのものより2倍近く長い。
NKニュースは、この機体の翼の形が海外で製造された他のドローンと似ていると指摘した。
専門家らは、この写真が撮影された際に無人機と滑走路の周辺を車両が行き来しており、ドローンの試験飛行に必要なアンテナなどの特殊装備が搭載されている可能性があると分析した。
金委員長が2021年1月に「500キロ前方の標的を精密に偵察できる」無人偵察機と打撃装備の開発を25年までに終えるよう指示して以降、北朝鮮の国営メディアは進捗(しんちょく)状況についての情報を報じていない。
NKニュースは「方?飛行場で目撃された2機の航空機が戦闘用か偵察用かもはっきりしない」として、金委員長の視察が行われるまで具体的な内容の公開が先送りされるとの見方を示した。
これに関連し、韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は15日の定例会見で「韓米情報当局は緊密な協力の下、北の兵器開発動向などを注視している」と述べた。
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